文化政策ミニレクチャー
『アート・マネージャーの仕事って!?』
ゲスト:吉野さつきさん(アート・マネージャー、ワークショップ・コーディネーター)
2006年2月28日(火)19:00〜21:00 福岡市NPO・ボランティア交流センター・セミナールーム
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文化政策の分野の最前線の研究者を招いて開催している「文化政策レクチャー」の別バージョン「文化政策ミニレクチャー」では、文化政策やアート・マネジメントの現場で活躍する方のトークで構成していきます。1回目のゲストはフリーのアート・マネージャー、吉野さつきさん。舞台芸術分野でワークショップなど教育普及のお仕事に携わる吉野さんのお仕事の実際やこれまでの経歴、社会とアートをつなぐことの意味などを語っていただきました。
新聞に記事が載ったこともあってかなり参加申込みが多く、折りしも開催中の「天神芸術学校2006川端校」の若い生徒さんたちもたくさん参加してくださいました。
舞台芸術分野の専門的なお話ではありましたが、集まった27名の多彩な参加者の方々はご自分のフィールドにひきつけて聞きとってくださったようです。短大卒業後、保険会社のOLをしたのちに留学してアートマネジメントを学んだという吉野さん、社会経験のすべてが現在のお仕事に生かされているようです。また人脈を大切にする吉野さんは今夜の参加者1人1人とも濃密に関わりたいと思われていたようで(それには27名は多すぎる・・・)質問に丁寧に答える姿勢には頭が下がりました。
ミニレクチャー終了後、吉野さんの周りはもちろん、参加者同士が名刺を交換し、意見を交わし、なかなか帰らない(もう閉館時間だっつーのに)という、企画者にはうれしい夜になりました。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。(古賀 弥生) |