文化政策レクチャーVol.5
官民協働による芸術体験サポートのシステムを考える〜滋賀県の事例から〜
終了しました。レポートは古賀弥生のブログに掲載しています。
今、芸術体験によって子どもたちの生きる力を養成する取り組みが全国的な広がりを見せています。こうした動きをさらに促進し、子どもの芸術体験の機会を安定的に提供するためのシステムを官民協働で構築している先進事例のひとつに「しが文化芸術学習支援センター」をはじめとする滋賀県の取り組みがあります。今回の文化政策レクチャーは、滋賀県における協働のキーパーソンであるお2人を招き、滋賀県のシステムが実現した経緯、成功のコツなどを伺います。
★「しが文化芸術学習支援センター」
次世代を担う子どもたちに文化芸術に触れる感動や感性を育む事業を展開し、感性豊かな文化の担い手の育成を図ることを目的に(財)滋賀県文化振興事業団内に開設された。民を中心とした官との協働の新しい仕組みとして注目されている。学校や文化施設、地域、アーティストといった多様な主体を結び、子どもたちに文化芸術との出会いの機会を提供する文化芸術体験プログラムづくりや文化ボランティア活動を支援している。http://www.shiga-bunshin.or.jp/saport_center/index.html
◆日時:2009年1月30日(金) 19:00〜21:30
◆場所:ぽんプラザホール(福岡市博多区祇園町8-3 ぽんプラザ内)
◆ゲストスピーカー:
津屋結唱子さん(NPO子どもの美術教育をサポートする会代表)
しが文化芸術学習支援センター トータルコーディネーター。
新潟県出身、東京在住中に美術館教育普及活動と出会い、海外の美術館教育を視察。1999 年滋賀県に移り、2000年「子どもの美術教育をサポートする会」を発足。美術館・芸術 家と学校を繋いだ文化芸術体験支援を中心とした活動が始まり、07年は幼・小・中・高・養 護学校などで年間約100回の連携授業を実施。平成19年度滋賀県優秀教育実践賞を受賞、 海外の学校への国際交流活動や地震被災地へのアート体験支援活動なども実施している 。
門脇 宏さん(滋賀県県民文化生活部県民文化課長)
1977年4月滋賀県職員に採用され、福祉・商工労働・議会・総務関係等の職場を経て、99年 4月に現在の所属に異動。以降、継続して文化行政に関わり、07年4月より現職。この間、「現場主義」と「民に学ぶ姿勢」を大切に、文化行政の指針の策定、県立文化施設の見 直しと指定管理者制度の導入、協働型・次世代育成型文化施策の推進等の陣頭指揮に当た る。文化芸術が人々の「いのちを輝かせる」ことを訴え続け、行動している。
◆参加費:1000円(資料代含む)
◆対象:芸術体験サポートに関わるNPO、地域団体、教育関係者、文化政策関係者及び関心のある市民の方など
◆定員:60名
◆主催:アートサポートふくおか 特定非営利活動法人子ども文化コミュニティ
福岡市 (財)福岡市文化芸術振興財団
◆後援:福岡市教育委員会
◆参加申込み
FAXまたはメールで、@お名前Aご所属Bご住所C電話番号Dメールアドレスをアートサポートふくおかまでご連絡ください。先着順に受け付けます。参加証の発行はいたしませんので、申込み後は当日、直接会場までお越しください。
アートサポートふくおか 〒812-0884 福岡市博多区寿町3-5-22-806
電話090−7462−1657 FAX092−591−6517
HP http://www.as-fuk.com メール office@as-fuk.com 担当:古賀
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