2017年度事業報告
「ホームレスの就労自立支援」は古賀の研究活動とのリンク、「芸術文化のまちづくりゼミ」は幹事のマニシア氏(ワレワレワークス)との連携、「熊本地震被災地の復興支援」は同じく坂口美由紀氏の協力による情報発信、そして「人材育成」では福岡女子大学の事業に協力することでそれぞれの目的を達成しており、各種ネットワークを活用した事業展開は一定程度行うことができました。 T 芸術体験サポート事業 高齢者施設(有料老人ホーム、デイサービスセンター等)での芸術体験ワークショップを宗像市・宗像ユリックスとの連携によって実施する予定であったが、宗像市側に数回にわたり協議を呼び掛けたにも関わらず事業を進行させることができなかった(宗像市とは福岡女子大学の事業で連携しているため手が回らなかった可能性が考えられる)。 就労自立を目指すホームレスの方を対象とした演劇ワークショップの成果を検証する科研費対象事業(研究責任者:立命館大学・藤本学氏、研究分担者:古賀弥生)の第2ステージ(4ヵ年)1年目として、フォーラムシアターのシナリオ改訂、及び2クールの実施(12月、2月
各2日)を行った。 U アートと地域をつなぐ人材養成事業 U−1 「芸術文化のまちづくりゼミ/高齢者とアート〜オーケストラにできること〜」の開催 なお、コーディネーター講座の立ち上げ時から関わったメンバーと講座OB・OGによる「アートサポーターズネットワーク」の情報交換会は、アートサポートふくおかの役員・協力会員を中心とした「アートサポートふくおかネットワークミーティング」として9/24(日)、赤煉瓦文化館で開催。7名参加。 U−2 他団体の人材養成事業等への協力(継続) 福岡女子大学におけるアートマネジメント人材事業は、大学の独自予算により昨年度より規模を縮 また、10年ほど前に「学校への芸術家等派遣事業」を開始し同時にコーディネーター養成にも取り組んだ久留米市から、再びコーディネーター養成への協力依頼があり、2〜3月計5回の講座の企画運営、講師として関わった。 その他、講演等実績は以下のとおり(担当はいずれも古賀弥生) 9/15(金)全国公立文化施設協会九州地域アートマネジメント研修会(熊本県立劇場)講師 熊本地震で被災した地域における芸術文化を通じた復興支援については、坂口美由紀氏の協力を得て、熊本の文化環境への震災の影響を中心に日本アートマネジメント学会の春の講演会(6/10(土)熊本市現代美術館)及び全国大会(11/26(日)奈良市)で発信した。 文化政策やアートマネジメントに関する情報を、メーリングリストを通じて58件提供した。 X その他 NPO法人の役員、行政の各種審議会等の委員及び各種相談業務を行った。
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